2008年06月05日

世界から戦争はなくならない

人間の相克は、利害にもよる。
しかし尺寸にもよる。人間の不幸は、人によって尺度の大小が異なっていることである。
この平凡な事実が人間と人間との関係に誤解を生み、軋轢を生じぜしめ、無数の悲劇や喜劇を歴史のなかに生じさせた。日常のレベルの上ではなおさらのことである。人間は人間との関係においてのみ生存できる動物であるかぎり、この課題は人間が共通に負っている業という点で不動のものにちがいない。


翔ぶが如く 二
司馬遼太郎

注)相克とは対立や争いのことです。
************


どうも人間関係というのは難しいようです。
私は世界から戦争はなくならない、と世界を旅して知ったのではなく、笹塚で住んでいるときそう感じました。

一時期一軒屋に5人ぐらいで生活をしていたのですが、私以外の4人が4人に対し仲が悪く非常に険悪な雰囲気が漂っていたときがありました。その原因はそれぞれの人の人生観の違いと繊細でかたくな性格にあったと思います。
内3人は宗教は違いますが宗教心があったので、心の安らぎを求めている平和的な人かなと思うとさにあらず、自分の心の平穏を乱す人は受け入れらないし否定したりする。最悪一緒にいると嫌悪感を感じるみたいです。

そんな状態でレタス事件がおきました、冷蔵庫のレタスが無くなったことで2人が大喧嘩、レタスはきっかけでしかなかったのでしょう、今までのうっぷんがたまったように相手を非難しあいました。
一人は女性で、お店の私のところにそのことを話しに来たときには涙を浮かべていたのでよっぽど悔しかったんだと思います。

会わなければ問題はないので住み分けというのはやはり必要なのでしょう。

身近でこれだけ争いがあるのだから、世界平和なんて夢のまた夢だなと思った次第です。

私はというと、誰とも仲が悪くはなかった。考えの違いはありましたが、否定的な感情はなかったですからね。
みんな違いを認めてあげることが出来ればいいのですが、それは容易ではないようです。 
なんで容易ではないのだろう? それが業というものなのかな?



余談ですが、
先日ケニア大使館のパーティーに行って改めてアフリカ人は大らかな人が多いななんて思うのですが、そのケニアも今年大統領戦後の暴動のため国内は内乱状態に陥り1500人以上の人が亡くなったと報道されています。隣人が隣人を殺すというルワンダを彷彿させるような悲惨な状態だったらしい。
これまでアフリカの中で最も安定した民主的な国とされていたケニアが一瞬にしてこのような騒乱が起きるとは・・・・
やはり人間関係というのは難しいようです。

AFP BBNEWS ケニア暴動、このまま国家崩壊か?

早川千晶さん神戸さん大西さんによる
大統領選挙によるケニア暴動レポート


posted by teruterufox at 22:49 | 東京 ☔ | Comment(1) | TrackBack(0) | 人間というもの
この記事へのコメント
Sさんて言うFOXさんがいた所の元住民のかたも話したくない人に危害加えられなくても思いっきり無視するから歩み寄るとか話し合うって事以前のことですね
Posted by ayako at 2008年06月06日 01:39
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/99526889

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。